ネットワークなどのお勉強メモ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 消費電力=ダイナミック消費電力+スタティック消費電力 P=f × Cp × V^2 P:電力 f: 周波数 Cp:平均負荷容量
クロックゲーティングとは 消費電力の削減に対しておそらく最も古くから利用されてきた手法がクロックゲーティングであろう。LSIのダイナミック消費電力の1/3から1/2は、チップのクロック分配回路で消費される。Keating氏は、「この技術の概念は非常に簡単だ。クロックが不要ならば、その供給を停止するというものだ」と語る。 現在よく利用されているクロックゲーティング手法には、ローカルとグローバルの2種類がある(図4)。例えば、図4(a)の上のような回路であれば、常時クロックを必要としない。つまり、図4(a)の下のように、各フィードバックマルチプレクサをクロックゲーティングセル(AND回路)に置き換えることができる。そして、マルチプレクサを制御するイネーブル信号を用いて、クロックゲーティングセルの出力を制御すればよいのである。 従来、この置き換えは手作業で行われていたが、現在では市販の合成ツールで自動的に実施することができる。この作業のためのツールが自動的にマルチプレクサを検出し、フィードバック経路付きのマルチプレクサをクロックゲーティングセルに置き換えてくれるのだ。Keating氏は「32ビットのレジスタになると、この手法を用いることで大幅に電力を低減することができる」と語る。2007年のSNUG(Synopsys Users Group)において、米Intel社のエンジニアがこの手法によってダイナミック電力を43%削減したという例を発表している*2)。 もう1つのよく使用されるクロックゲーティング手法が図4(b)のグローバルクロックゲーティングである。通常、この手法ではクロックジェネレータモジュールから、単純にブロック全体のクロックを停止する制御を行う。ローカルクロックゲーティングとは異なり、ブロック全体の機能を停止させることになる。クロックツリー全体を停止することになるため、ローカルの場合に比べて、ダイナミック消費電力の削減量は大きい。 静的消費電力の削減
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