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ネットワークなどのお勉強メモ
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NIC(ネットワーク インターフェース カード)
 パソコンなどの端末に装着(内蔵)して,端末をネットワークに接続するために使用する.

コレクタ,パルストランス,PHY LSI,MAC LSI,メモリ,ホストバスインターフェース
から構成される.

※パルストランス
 外部からの直流電流流入を防止して,NIC上の電子部品を外部の異常電流などから
 保護する.

■データ送信手順
1.端末は,送信データをホストバスインターフェースから,MAC LSIに送り届ける.
2.MAC LSIは,この送信データを一旦メモリに格納する.
3.MAC LSIは,一旦メモリに格納された送信データを取り出し,FCSを計算して付加するなど
の処理を行い,MACフレームにカプセル化して,イーサネットのアクセス手順(CSMA/CDまたは,全二重)
にしたがって,PHY LSIに対して送出する.
4.PHY LSIは,この送信データを送信信号に変換し,送信電気信号(あるいは光信号)として,パルストランスやコネクタ(MDI)を経由して,ネットワークに送出する.

■データ受信手順
1.PHY LSIは,ネットワークから届いた受信信号(電気信号あるいは光信号)をデータに変換し,MACLSIに送り届ける.
2.MAC LSIは,この受信データの宛先アドレスのチェックやFCSの再計算およびチェックを行い,
誤りフレームがないことを確認する.
自宛先以外のフレームやFCSが一致しないフレームは,破棄する.
誤りフレームでないことを確認できたら,受信データをいったん,メモリに格納し,端末に対して
データ受信の割り込み信号などで通知する.
3.データの受信を通知された端末は,ホストバスインターフェースを通じて,このデータをMAC LSIを経由して読み出す.

※ASIC技術の発展で,MAC LSIにメモリをとりこんで不要にしたものや,PHY LSIの機能を取り込んで,
ワンチップ化したものが増えている.また,NIC上にマイコンを搭載して,IPなどの上位層のプロトコル処理
を代わって行うといった高機能なNICもある.


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